iPhoneがワイヤレス充電できないときの確認方法と相談先

トラブル対処

iPhoneがワイヤレス充電できないときは、まずQi充電に対応している機種かを確認し、充電器の電源・置く位置・ケースや間に挟まった物を見直してください。USB接続中はワイヤレス充電されず、本体が熱いと充電が制限されることもあります。基本の確認や一般的な充電トラブル対処をしても改善しない場合は、Appleサポートに相談しましょう。

まずQi充電に対応するiPhoneか確認する

Appleの案内では、Qi規格のワイヤレス充電にはiPhone 8以降が必要です。使っている機種が分からない場合は、iPhoneの機種名を確認してから対応状況を見直しましょう。

また、Qi対応の充電器でも、製品によって機能や性能が異なる場合があります。充電器のメーカーが示す対応規格や使い方も確認してください。充電できない症状だけで、iPhone本体または充電器の故障と決めつけることはできません。

参考:iPhoneをワイヤレスで充電する方法(Appleサポート)

充電器の電源とiPhoneの置き方を確認する

置き位置がずれていると、充電が始まらないことがあります。次の順で確認してください。

  1. ワイヤレス充電器が電源につながっていることを確認する
  2. iPhoneを画面を上向きにして充電器に置く
  3. 充電器の中央、またはメーカーが推奨する位置に合わせる
  4. 数秒待ち、ステータスバーに充電アイコンが表示されるか確認する

アイコンが出ない場合は、iPhoneをいったん持ち上げて置き直し、位置を少し調整してみます。充電器の上に正しく置いているつもりでも、製品ごとに推奨位置が異なることがあります。位置を変えても反応がなければ、ケースや充電器との間にある物、本体の温度など、ほかの項目に進みましょう。

ケースやiPhoneとの間にある物を取り除く

iPhoneと充電器の間に物があると、充電性能が低下することがあります。充電面にアクセサリや物が挟まっていないかを確認し、あれば取り除いてから置き直してください。

Appleは、厚みのあるケース、金属製のケース、バッテリーケースを使っている場合、ケースを外して試すよう案内しています。ケースを外した状態で充電が始まるなら、ケースが充電を妨げている可能性があります。ケースを外しても変化がない場合は、置き位置や電源、本体の温度も続けて確認しましょう。

ケースの厚さには一律の数値基準が示されているわけではないため、まず外した状態と比べて充電できるかを確かめるのが実用的です。

振動で充電位置がずれていないか確認する

通知などでiPhoneが振動すると、充電マット上で位置がずれ、給電が止まることがあります。置いた直後は充電アイコンが表示されても、しばらくすると充電が止まる場合は、振動による位置ずれも確認しましょう。

Appleは、バイブレーションをオフにする、おやすみモードをオンにする、またはiPhoneがずれないようにする対策を案内しています。置き直して充電が再開するかを確認し、ずれが起きるようなら、充電中にiPhoneが動きにくい状態にしてください。

USB接続中か、iPhoneが熱くなっていないか確認する

USBケーブルが接続されている場合

iPhoneをUSB接続している間は、ワイヤレス充電ではなくUSB接続から充電されます。ワイヤレス充電の動作を確認するときは、USBケーブルが接続されていない状態で充電器に置き、充電アイコンが出るかを見てください。

iPhoneが熱い場合

iPhoneが熱くなりすぎると、バッテリーを保護するため、ソフトウェアが80%を超える充電を制限することがあります。この場合、80%付近から充電が進まなくても、直ちに充電器の故障とは判断できません。

Appleは、iPhoneと充電器を涼しい場所に移すよう案内しています。温度が下がると、再び充電される場合があります。熱さが気になるときは、いったん涼しい場所に移して温度が下がってから充電状態を確認しましょう。

改善しない場合に試すこと

対応機種、置き方、ケース、振動、USB接続、発熱を確認しても改善しない場合は、一般的な充電トラブルへの対処も試せます。Appleの案内には、iPhoneの再起動、充電アクセサリに損傷がないかの確認、電源や別のコンセントの確認が含まれています。

これらはワイヤレス充電だけに限定した診断手順ではありません。症状だけで原因がiPhone本体・充電器・電源のどれにあるかは断定できないため、確認できた結果を整理しながら対処してください。

状況 次に確認すること
置いても充電アイコンが出ない 充電器の電源、置く位置、ケースや間にある物を確認する
充電が途中で止まる 振動による位置ずれ、USB接続、本体の発熱を確認する
ケースを外すと充電する ケースを外した状態との違いを確認する
基本確認後も変化がない iPhoneの再起動、アクセサリや電源の確認を行う

基本確認後も充電されない場合はAppleに相談する

ここまでの確認や一般的な対処をしても充電されない場合は、Appleサポートに相談し、症状に応じた案内を受けましょう。相談時は、充電アイコンが表示されるか、ケースを外すと変化するか、USB接続や発熱の有無など、すでに確認した内容を伝えると状況を説明しやすくなります。

Appleは症状に応じて解決策を案内し、必要に応じて修理や交換の手配に対応するとしています。修理が必要かどうかや料金は、診断・検査後に確認されます。ワイヤレス充電できないという症状だけで、故障箇所や修理の要否を決めつけないようにしましょう。

まとめ

iPhoneがワイヤレス充電できないときは、次の順で確認すると原因を切り分けやすくなります。

  • iPhoneがQi充電に対応しているか確認する
  • 充電器を電源につなぎ、画面を上向きにして推奨位置に置く
  • ケースやiPhoneと充電器の間にある物を取り除く
  • 振動による位置ずれ、USB接続、本体の発熱を確認する
  • 改善しなければ再起動や電源・アクセサリの確認を行い、必要に応じてAppleに相談する

置き直しやケースを外した状態でも改善しない場合は、症状だけで故障と判断せず、確認した内容を添えてAppleサポートに相談してください。

一般的な充電トラブルについては、iPhoneやiPod touchが充電されない場合(Appleサポート)も参考になります。