スマホが再起動を繰り返して操作できないときの対処法

トラブル対処

本体が異常に熱い、膨らんでいる、水濡れ直後などの場合は、充電・使用・再起動を中止して、メーカーや契約先の窓口へ相談してください。

そうした危険な兆候がなければ、iPhoneは機種に合った強制再起動を、Androidはメーカー指定の方法を試します。Androidで起動後に操作できる場合は、セーフモードでアプリの影響を切り分けられます。改善しなくても初期化を急がず、窓口へ相談してください。

まず安全を確認する

次のような状態がある場合は、再起動を止めるために操作を続けず、安全を優先してください。

  • 本体が異常に熱い、または触れないほど熱い
  • 画面や背面が浮くなど、本体が膨らんでいる
  • 異臭や焦げたようなにおいがする
  • 水に濡れた直後である

この状態で何度も電源を入れたり、充電したりするのは避けます。充電・使用・再起動を中止し、メーカーサポートや契約先の窓口に相談してください。発熱や膨張、水濡れなどがある場合に操作を続けないよう、スマホの再起動トラブルに関する注意点でも案内されています。

異常な熱や膨張がなくても、再起動を繰り返す症状だけで原因を特定することはできません。アプリやシステムなど、複数の可能性があるため、症状だけを見て部品の故障と決めつけず、次の手順で切り分けます。

強制再起動を試す前の注意点

強制再起動を行うと、編集中の内容や保存していないデータが失われるおそれがあります。また、システムアップデート中やアプリのインストール中は、強制再起動を避けてください。処理が進行中か分からない場合は、画面の表示やメーカーの案内を確認してから操作します。

強制再起動を試しても症状が続く場合は、メーカーなどの窓口へ相談してください。強制再起動で再起動ループが必ず解消する、またはデータが必ず保持されるとは限りません。Androidの機種ごとの操作や注意点は、強制終了・強制再起動の案内も参考になります。

機種を確認して強制再起動する

iPhoneとAndroidでは操作が異なります。端末の機種名を確認し、メーカーの公式案内に沿って実施してください。特にAndroidは、メーカーや機種によって使うボタンや長押しする時間が異なります。同じAndroidというだけで、他機種の手順をそのまま使わないようにしましょう。

Face ID搭載iPhoneの場合

Face ID搭載iPhoneは、次の順に操作します。

  1. 音量を上げるボタンを押して、すぐに放す
  2. 音量を下げるボタンを押して、すぐに放す
  3. サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しする

手順はAppleの「反応しなくなったiPhoneを再起動する」案内で確認できます。Face ID搭載機以外のiPhoneはボタン操作が異なるため、Appleの機種別ガイドを参照してください。

強制再起動を試しても電源が入らない場合は、Appleのサポート案内を確認してください。Appleは、修理サービスが必要な場合があると案内しています。再起動を繰り返して操作できない状態が続く場合も、Appleのサポート案内を確認してください。

Androidの場合

Androidの強制再起動は、端末のメーカー公式サポートで機種名と「強制再起動」を検索し、該当する手順を確認してから試してください。

強制再起動をしても反応しない場合や、再起動を繰り返す状態が変わらない場合は、次のセーフモードによる切り分けに進めるか確認します。画面を操作できず、セーフモードの操作ができないときは、無理に手順を繰り返さず窓口へ相談してください。

Androidで操作できる場合はセーフモードで切り分ける

Androidのセーフモードでは、後からインストールしたアプリが一時的に無効になります。セーフモード中に再起動などの不具合が起きなくなった場合、追加したアプリが影響している可能性があります。ただし、それだけで原因が確定するわけではありません。

Androidのセーフモードを試すときは、メーカーのサポートで端末に合った起動・解除方法を確認してください。詳しくはAndroidのセーフモードの使い方も参考になります。

セーフモードで症状が出ない場合は、通常モードに戻してから、最近インストールしたアプリを一つずつ削除し、削除するたびにスマホを再起動して症状が改善したか確認してください。一度に複数のアプリを削除すると、どのアプリが影響していたか判断しにくくなります。

セーフモードでも症状が続く場合、アプリ以外の原因も考えられます。しかし、その結果だけでハードウェア故障と断定はできません。強制再起動もセーフモードも試せない、または改善しない場合は、初期化を急がず相談へ進みましょう。

初期化を急がず、改善しない場合は相談する

初期化をすると端末内のデータが消去されます。Androidでは、購入後に追加したアプリや写真・動画、連絡先などが消えるため、必要なデータを事前にバックアップするよう案内されています。画面を操作できずバックアップが取れていない場合は、初期化を先に行わず、データの扱いも含めてメーカーや契約先に相談してください。Androidの初期化に関する注意点も確認できます。

次のいずれかに当てはまる場合は、端末のメーカーサポートや契約先の携帯電話会社の窓口へ相談する目安です。

  • 機種に合った強制再起動をしても反応しない
  • 再起動を繰り返す状態が改善しない
  • 画面を操作できず、セーフモードやバックアップを実行できない
  • 発熱・膨張・異臭・水濡れがある

メーカーなどの窓口へ相談するときは、端末の機種名、症状が始まった時期、ロゴ表示から先へ進むか、強制再起動やセーフモードを試した結果を伝えてください。

対処の順番を整理

  1. 発熱・膨張・異臭・水濡れがあれば、充電・使用・再起動を止めて相談する
  2. 強制再起動の前に、未保存データやアップデート中でないか確認する
  3. iPhoneは機種別のApple公式手順、Androidはメーカー別の手順で強制再起動する
  4. Androidで操作できる場合はセーフモードで切り分け、必要なら最近入れたアプリを一つずつ確認する
  5. 改善しない場合は初期化を急がず、メーカーや契約先へ相談する

端末を操作できない状態で初期化や再起動を繰り返すと、データ消失や状況悪化につながるおそれがあります。安全を確認し、機種に合う操作を一度試したうえで、改善しなければ窓口につなぐことが大切です。